当門に伝わる宋長栄派八卦掌は、董海川 →宋長栄 →趙錫亭、趙彦栄 →尉剣峰 →張澤民 →鄭志鴻 老師へと伝わったものである。正式名称は、宋派剛柔八大掌という。
単換掌を母体とし、他に双換掌などの八つの掌法で構成され、計九つの掌法が伝わっている。残念ながら各掌法の名称は失伝してしまっているようだ。
宋派八卦掌の最大の特徴は、他の八卦掌が円の中心方向に目線を向けて走圏を行うのに対し、円周上に目線を向け、三尖相照を維持しながら走圏を行う。
技法はシンプルで一切の虚飾を廃し、実用主体の套路構成になっている。
当会代表は1年半の間、走圏のみの練習を行い。その後、単換掌のみを半年間習い。双換掌など他の八卦掌の套路を学び始めるまで約2年かかったそうです。今後、当会では八卦掌の上級教程にて指導予定です。